●「ゴーストタウン」セルフライナーノーツ

1stミニアルバム「住民税が私を殺す」のレコーディングはリアル3区のサウンドプロデューサー鏑木さんのプライベートスタジオで録ってたんだけど、そこは都心からちょっと離れたベッドタウンだったの。初めて行ったとき、駅の何口から出るか聞くの忘れちゃってて、でもスタジオから近い出口から出れたみたいでラッキーと思ってたんだけど、何度来ても迷わないんだよね。不思議だなと思ってたら駅の出口はひとつしかなかった。

 

だからこの曲は私の歌詞もキーコのラップも実体験に基づく心情・情景描写。「ラップ書いて」ってキーコにデモ投げたら「書きたいが止まらない!」って言って、危うくラップパートが10分超えするところだったよ。

 

今ふと振り返ってみて気付いたことなんだけど、ゴーストタウン辺りから私の曲の作り方が変わってきたと思う。リアル3区っぽいメロディにしようって変に気張らなくなって、前作よりもより自由に書いてるなあ。メンバーとサウンドプロデューサーへの信頼度からかしら。ふふふ。ちゃんとリアル3区になってる。バンドって楽しいね。

 

ゆめ

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1stミニアルバムのレコーディングで通った地。そこはゴーストタウンだった。首都圏なんだけどね……。

 

早めに店が閉まるし、そもそも居酒屋とかは1軒もないし(お酒があるラーメン屋や中華屋で呑むスタイル)、お酒の配達もないエリアでデリバリーは検索してもピザのみで、しかも待ち時間120分ですみたいなところだから、それはそれはレコーディングに超集中できたよね……。結果オーライ。

 

ゆめが散歩して帰って来たら「上げてこうぜ シャッターとテンション!みたいなラップ書いてよ!」て言ってきて、爆笑しながらラップの続きを書いてみた。

 

ゆめがくれるヒントはいつも私にとって天才的なんだよ。一気に頭ん中がパーって明るくなってフル回転始めるスイッチを押してくれる。身内褒めはNGというルールがリアル3区にあるんだけど、この話は結果スイッチ押したあとの私がすごいっていう自画自讃だからルール内だな!(笑)

 

私は本当に衣食住の「住」に一番言いたいことがあるみたいで、1st収録曲でも「住民税が私を殺す」「大家さん」っていう「家系」の曲があって、この「ゴーストタウン」でリアル3区は家系もう3曲目だもんね(笑)。今住んでる家は好きな街で選べる中で選んだから気に入ってるんだけど、なんかもっと広くて騒げる家がいいし猫の部屋も欲しいしね。キッチンも今の5倍は広さ欲しいな。「引っ越したいな〜」なんて言ってる友達を見ると、何かご不満がおありなんでしょう……。心中お察しいたします。

 

でもね、この曲の舞台になったゴーストタウンですれ違う人々はひっそりと暮らしている感じで、私からは心中はお察しできなくて逆に感情をぶつけたくなった結果できたのがこの曲のラップです。「おい! どーした! なんで人いないんだよ!」「盛り上げてこーよ!」って言って町おこしをしたいんだよね。

 

でももしかして好んで静かになった町かもしれないから、曲の中でアゲておくだけにしておきます。ゴーストタウンのテンアゲ計画。

 

キーコ

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過疎化をテーマに掲げて歌った曲なのですが、個人的には「君もいなくなるなんて 思いもしなかった 君のいない場所で 僕はどうしたらいい」という歌詞がとても好きです。

 

ゆめちゃん、キーコちゃんのラップが映える楽曲だと思います。レコーディングではギターのフレーズを自由に弾きまくったんですが、仕上がった曲がスーパーカッコよくなってて感動しました。

 

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