●「だいたいかんちがい」セルフライナーノーツ

 01. だいたいかんちがい

 

最初のデモでは言葉数多め、掛け合いたくさん入れて底抜けに明るい夏のタオルミュージックにしようと思ってたんだけど、キーコのエモいラップとかぶらきアレンジが上がってきたときにディズニーのシンデレラの朝みたいだなって感じて。

 

そこで方向転換。

 

人生いろいろ。ひどく落ち込む日もあるけど、クリスマスのおもちゃやおいしいお菓子とか、小さくても幸せで楽しいことの数を数えてみたら空だって飛べるよって、たぶんピーターパンが言ってたし上を向いて歩けたらいいよね。

 

たいていのことはポジティブな思い込みでやり過ごせるし人生だいたいかんちがい、それでいいじゃん?

 

リアル3区なりの人生賛歌です。

ゆめ

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いやあ、そうだと思います。

 

リアル3区にピッタリなタイトルだと思ったしタイトルだけで前向きな歌になると思った。

 

ラップ部分、最初は

 

> もしかして運命かもしんない

> このまま結婚しちゃうかも

> 何度そう思っても気のせい的な

 

て書いたんだけどなんかリアリティないし誰かを演じるのは向いてないから背伸びするのやめた。本当に等身大で恋もせずに夢と目標と仲間愛な自分を書くことによって逆にリスナーの中で膨らんでくれたなあ……って今は思います。

 

あとラップというかポエトリーリーディング的な

 

> 世界中の出来事や 君がとってもかわいいこと

> いとしくおもう いとしくおもう

 

がプレゼン通ったとき「よっしゃー!」て心の中で思って黙ってたんだけどRECまで全部終わったらメンバーにそこのキーコの真似されてやっぱ個性的ですよね……ぐすん笑、という自慢のフレーズです。あわせてご賞味ください。

 

朝は眠いからいつもうちのママは「きーちゃんのための朝が来たわ! キャッ! 素晴らしいわ!」て言いながら布団を引っ剥がすんですよ。ひどい日はオリジナルの歌付きで。当時はどう考えても朝から最高にうざったいんですが今起きなきゃいけないときは思い出して助けられてます。だからそれをなんとかみんなの眠い朝に届けたい!! だって本当に君のための朝だから。

 

雑音ばかりの世界だけど朝も夜中も響く言葉をキャッチしてゆこうよう。

 

キーコ

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アルバムの表題曲となる曲。

 

恋愛に限らず、仕事でも生活でも「あの人は自分のことを嫌っているのかもしれない」「私のことを嫌がっているのかもしれない」と思い悩んでしまうことがある。想いが詰まって、身動きがとれなくなってしまいそうな悩みを抱えたときに、だけど「きっと勘違いだろう!」と、どっしりとポジティブに受け止めて「だいたいかんちがい それでいいじゃん」って思うことで、気持ちがスッと軽くなるなあと思います(超極端な考えかもしれませんが……)。

 

この曲はそんな気持ちを抱えたときの、心の特効薬のような存在です。

 

「泣く暇なんてない」って気持ちを切り替えて、「君だけのストーリー」を進めてね(後半のラップのエモさが特にお気に入りです)。

 

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02. あいつは私に恋してた

 

深夜にふとSNSを開いたときに「知り合いかも」といったおせっかいな機能で昔私のこと好きだった子や昔はよくライブに来てくれてた子なんかがおすすめに出てくることがあるじゃない。何の気なしにその子の近況をこっそり覗いてみると恋人ができていたり結婚して子供を産んでいたりアイドルグループに人生捧げていたり、幸せそうな投稿を見て嫉妬とは違う何かちょっと切なくも寂しくもなる気持ちが湧いて。でもあいつは私に恋してたからな〜っていう謎の優越感に浸ってひとりで晩酌するんだ。

 

これもポジティブな思い込みから生まれた曲です。

ゆめ

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これは設定がちゃんとあってでもその設定が思い込みというわけでも仮説でもなく完全には正しくないという……それでいて1つの方向にグッとひっぱり書き上げてしまうゆめが天才だと思いながらラップを作りました。

 

そんな天才についていけるほどの変態でもなくわざと当たりさわりないところからどうかなあと歌詞を見せては却下の繰り返しをしながら自分を鍛えて……あ、あれかなあ?ていう2%くらいの気持ちを120%に引き上げることに成功しました。

 

おかげさまで相変わらずさっぱりわからん不甲斐ないです。ラップ部分は女の子にも男の子にも共感してもらえたら嬉しい。

 

あとゆめの歌部分で食べたもの報告するとこから恋することに決める流れがすごく好き。なんか決める感覚って手に取るようにわからない? 本当はもう決まってるんだけど目に見えない気持ちを掴むんだ! みんな今しちゃえ! えいっ!

 

キーコ

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この曲はギターのアレンジが私の好きな感じで、弾いていて、とっても気持ちよい曲です!

 

特に中盤のキーコちゃんラップに合わせてカッティングをするところ、弾いていていつもテンションが上がってしまいます笑

 

ゆめちゃんのボーカル、コーラスの音域の広さが「うちのボーカルすごいでしょ!!!」てなる曲です。

 

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03. ドライブしたい

 

「ちょっと海まで飛ばして」

 

このふわっとしたフレーズを口切にゆるゆるっと最後まで行くんだ。気づいたら1曲全部聴いちゃってたって感じで聴いてもらえたら嬉しいな。

 

あてもなくふらっとドライブしたいよね。窓開けて風受けてライフイズビューティフルだあってさ!

 

この曲はフェードアウトで終わりたいなってなんとなく思ってたらみんなもこの曲はフェードアウトがいいよねって言っていて、うんうん!ってなった思い出。

 

ゆめ

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大好きな曲。まだライブで2回しかできないまま活休に入っちゃったけど大好き。これを聴くと葛西まで撮影に行ってみんなで車でケンタッキー食べたのを思い出すなー。真夏でみんなダイエットして絞った身体に海行くみたいな格好してウェーイ!て。

 

私免許ないからこれを聴きながら助手席で踊って日が暮れて夜になっちゃって寝ちゃって目覚めたらキラキラした街に着いてるみたいなそんな遊びしたい。

 

キーコ

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「光に囲まれた生活の中では光を求めることはなく、光の見えない真っ暗な場所にいると光を探したくなるなあ」と考えさせられる曲です。

 

Bメロからサビにかけて、そしてサビの開けたようなコード進行とメロディライン、歌詞の響きがとても美しくて、何度も繰り返し口ずさんでしまう曲です。

 

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04. ロンリープラネットバスター

 

もともと趣味で書いていた曲だからリアル3区の曲とテイストが違うんだけど、気に入ってたからリアル3区でやってもらえないかなーってみんなに聴いてもらったらやりたい!って言ってもらえて採用されました。よかった。だからアレンジすごく大変だったろうし亀ちゃんなんて違う楽器を1から始めるくらい苦労させてしまった。リアルサンクス!でも出来上がったらギターソロパートが一番グッとくるんだよね。ずるい。

 

いつもライブでセットリストを考えるときに、対バンさんとかイベントの雰囲気とか無視してただ好きだからって理由で私が「ロンプラやろうよ〜」って言い出しても笑いながらいいよって言ってくれるふたりが大好きです。

 

記憶の限りでは〜とか世の中を変えたい〜とかいいながら急に泣き出してごまかしたりする大人たちに何度裏切られようとも今回こそは少しくらいよくなるんじゃないかなって、どこかで期待してるんだよっていう歌。

 

選挙に行くときに口ずさんでほしい曲です。

 

ゆめ

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ゆめが政治の歌を書いたというもんだから聴いたんだけど直接種明かしされるまで見破れなかったよ。

 

それはそれとしていい曲なんだけどこれをどうやってライブでリアル3区のレパートリーの中に入れていこうかという不安があったんだけどこの頃にはもう何をやっても3人ならリアル3区ていう土台ができていたんだと思う。

 

ライブの流れを変える1曲になったし亀ちゃん主演の素晴らしいMVもできたし、いったい何が不安だったんだろうと思う今日この頃。ギターソロのときは真夜中のラスベガスにいる気持ち!

 

キーコ

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この曲の歌詞はもともとは政治についての話ではあるのですが、ダブルミーニング(他の曲にも言えるけど)でさまざまな解釈ができるところが好きなところです。

 

今回のアルバムの中で、ギターソロが一番気に入っています。

 

Aメロやイントロ、サビへの導入部など普段弾かないようなフレーズを弾くので、デモ段階のときに単音で空気感を大事にするようなギターの音作りを研究して、当時相当苦労しましたが今となってはいい思い出です。

 

ちなみにライブではAメロはクリーンでBossのDD-6のReverseをかけています。今までの「引き倒すだけのギター」ではなく「引き算として曲を立てるギター」に関して考えを改めさせられるキッカケになった曲です。

 

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05. あそぼーよ

 

キーコが「バンドやろうよ! あそぼーよ!」って言いながらちゃんと形(デモ)にして初めてリアル3区に持ってきた曲。この曲がなかったら「ジェンキンスさん」も形にすることなかったしバンドを結成することもなかったかもね。

 

それにしてもキーコが書く曲は私のキーに合うからすごいなっていつも感心する。あとわたしのラップパートがあるのは本作ではこれだけ。「ゆめの好きにラップして!」ってキーコから言われたけど、メロディが乗っちゃうからライブなんかでも毎回音源通りになってしまう、ラップて難しいね。

 

メロラップって言われるけどあのメロ気に入っているよ!

 

ゆめ

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ある日私は男友達(津田とばり)と初めてのサシ飲みの約束をしていた。その彼にまったく気がなかったことも重なり、なんで何度誘ってもみんなで飲もうと警戒するのか、いったいなんなのとちょっとプンプンしていた。

 

しかし同時にゆめとも連絡を取っていたのでまあ下北沢で飲んでればゆめも来て結果的にみんなで飲めるかもだし細かいことはさておき出かける準備をしていた。早めに身支度が終わったところでそれより大事なことを思い出した。

 

あ、ゆめとバンドやる話……曲がないと潰れちゃうかも! ちょっと作ってみようかな……。

 

それでできた曲。つまり私がリアル3区に初めてデモを作った曲がこの曲。

 

ゆめが「キーコはラップをやれば」と言っていた。「バンドをやろう」と言っていた。ラップと言えば自己紹介。自分たちのスタイルとライフ。そんな気持ちでデモが完成したときには先方との約束には間に合わない時間だった。でもサシ飲み拒否の怒りは消えていたのでたくさん謝ったのちゆめに連絡をしてイヤホンを耳に突っ込み下北沢へ向かった。他の仲間も加わり結果的にみんなで飲んでいる場所へ私は合流。いい感じでゆめに聴いてもらえた。聴いてもらえたことで安心したのでそのときの反応はあんまり覚えてないんだけどとにかく音源化できたことが今は嬉しい。

 

「空飛べるスニーカー」とか「適当に無敵」とか「リズムを信じてみないかい?」とか大好きな言葉と世界をいっぱい詰め込んだ曲になりました。

 

キーコ

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日本人は義務感やマジメが先行し、遊び心を忘れてしまう人が多いと思います。日本人は遊ぶことをよしとせず「遊んでいる人間」をよく思わない節がある。勤勉こそ美徳であると。

 

果たしてそうだろうか??? 楽しいから遊ぶ。それで十分じゃないのかねえ。

 

私ははるか100万年前、遊ぶことを一切せず勤勉になっていた時期がありました(遠い目)。そうするとどうでしょう。視野も心も狭く、他人の一挙一動が気になり、気分も塞ぎ込み、おどろおどろしい音楽を作るまでに至ってしまいました。

 

今このライナーノーツを読んでいるあなたも仕事だけをしたり勉強だけをしたり、シリアスになり過ぎていたら要注意です! 「遊び心」、これはものすごく大事なことなのです。

 

「あそぼーよ」は歌詞とテーマが好きなのですが、私はそんな勤勉な日本人を「あそぼーよ♪」って連れ出してくれるような曲だなあと、そんなことを思ってしまいました。この数年で、本当に、本当に気持ちが明るくなることが増えてきたと思います。それはゆめとキーコちゃんの「あそぼーよ!」「飲もーよ!」って言う明るさの影響がとてつもなく大きいと思うのです。

 

楽しむことが苦手のまま勤勉だけで暮らしても「人生」が楽しめなくなっちゃうよ。

 

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06. WARNING

 

渋谷直角さんの「デザイナー 渋井直人の休日」という漫画の購入特典に付けるカセットテープ用の音源として提供した曲。このアルバムにはリアル3区用にリアレンジして収録してます。

 

「WARNING」って曲にしようって決めて、タイトル先行で歌詞を書いていたら高齢者の自動車運転気をつけてねって歌になりました。たぶんそのときよくニュースで報道されてたんだろうな……。

 

おじいちゃんって「オープンセサミ! ふぉっふぉっふぉ」とか言いそうじゃんって言ったら亀ちゃんに「おじいちゃんは横文字使わないよ!」って言われたけどとても気に入っていたから直しませんでした。

 

あとね「土天海冥」って響きが「すってんころりん」みたいでどんどん離れていく感じ、お茶目で好きでお気に入り。気持ちは若いつもりでも体がついていかないよね! じいちゃんうっかり踏み込んだみたいな!

 

後期高齢者が運転免許の自主返納を促す警視庁のキャンペーンソングとかにしてほしいです。ふぉっふぉっふぉっ。

 

ゆめ

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タクシーの運転手さんが自称80歳超えてるとかで奥さんに先に逝かれたあと68歳のピチピチの女がいるなんて話をしながらかなりぶっ飛ばしてライブハウスまで私と機材を運んでくれたことがあってさ。

 

話半分に聞きながら(とっても面白い話だったんだけど)わかったから免許返還してくれ!とギクギクしたもんですよ。あと実際別のおじいちゃん運転手が赤信号で止まってる前の車になぜか突っ込んで三車線のど真ん中で「あ〜、やっちゃったからお客さん降りてくんない?」とか言われてあっぶな! ふー! あっぶな!て言いながら別のタクシーに乗り継いでスタジオ入りしたこともあります。プロでそれですからね。とにかく自主返還制度大賛成です。

 

しかし「戻せば楽になる」ってずいぶんストレートに攻めるよな、相変わらず……笑。

 

キーコ

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この曲は、高齢者の自動車事故の危険性がテーマの曲です。後期高齢者の運転免許の自主返還を促す曲という発想……。すごい視点だなと思うし、こういうところがリアル3区らしさだなあとも思っています、笑。

 

近年、高速道路の逆走の件数のおよそ70%が65歳以上の高齢者によるものであり、中でも認知症やMCI(軽度認知障害)の方が12.1%と報告されています。

 

それをふまえて聴くと、「一度は認められたこのスキル枯れるなんて〜」のところ、おじいちゃんおばあちゃん側の視点で「さみしさ、やるせなさ」が表現されているのかな。とても切ないですね……。

 

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07. SOUP

 

「WARNING」と同様、渋谷直角さんへの提供曲ということもあり、リアル3区っぽい曲という縛りがなかったせいかキーコ節全開。「世の中なんて理不尽なものだ!」って普段は意識してない思いが、お酒呑んだとき急にぶわって込み上げてきちゃうことあるある。雑音が気にならないくらい強くなりたい。でも呑んでシメで入ったラーメン屋のラーメンが美味しくなかったときくらい心の声を荒げたっていいじゃない。どんだけ貧しくても心は豊かでありたいと思うんです。

 

ゆめ

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前に代々木に半年くらい住んでてそのとき作った曲。明治通りではものすごいデモが盛んで私も飼い猫もノイローゼになりそうなくらい毎日騒音が酷かった。でも夜は見晴らしが良くて新宿の高層ビルが見える部屋でいつもその景色だけは私の味方をしてくれた。

 

時期的にも自分と闘いすぎて消えたいとかどうにでもなれとすごく自暴自棄だった。でもこの曲を苦しみながら生むことで生きるというコマを進められて本当に助けられた。そしてゆめが歌って消化してくれたことでたくさんの変化が起こり、亀ちゃんはいつもこの曲を褒め私を励ましてくれた。だから私もみんなと一緒にこの曲を愛し続けていこうと思う。

 

「守りたい秘密を 守れなかった約束を」

 

こんな歌詞初めて書いた。秘密は絶対守るけど君を守ると言って守りきれなかったことが何度もあった(でもたいていそんな約束は向こうが忘れたふりをするものだ)。そんなだめな私も丸出しな言葉たち。まあ横になって目を閉じて布団被ってみようよ。私も君も精一杯生きているには違いないし朝は来るしおなかも空くんだから、さ。

 

でも飲みの後のラーメンは格別だからなるべく間違いない店に行こうね……。

 

キーコ

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リアル3区の中で一番思い出が詰まっている曲がこの曲ですね。ゆめちゃんの唄。キーコちゃんの歌詞、メロディ、楽曲、どれも全部、とても大切な曲です。

 

この曲のアウトロのギターも個人的にお気に入りです。「明日までには消化させてみせるよ」っていう歌詞のところでとても勇気をもらいます。

 

私は挫折を味わったことのない人間の書く「明日は大丈夫、希望はあるよ」みたいな歌詞が本当に苦手なのですが、この曲の歌詞に心が打たれるのは「ラーメン屋のお冷やを持つのが片手でも重い」と感じるくらいにいろいろなことに疲れてしまった主人公が、理不尽な思いを「明日までには消化させてみせるよ」と決意するところなのです。

 

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08. パーティナイト

 

リアル3区の結成超初期に3MCを意識して作った曲。

 

1stミニアルバム制作時期に一度レコーディングまでしたけど、当時はようやく「リアル3区」というバンドの在り方や方向性が固まり始めてきていたこともあり、これはかなりテイストが違うということで音源化せずにずっと寝かせていました。でも3rdアルバムは1st、2ndのようにコンセプトを固めたアルバムではなくバラエティパックみたいにいろんな曲を詰め合わせようって決まり、晴れて音源化することに。

 

「私はオシャレなチャイマスター」ってフレーズが気に入ってて、メンバーに「『ワタシハオシャレナチャイマスター』ってタイトルにしていい?」って聞いたら即却下されたことだけが心残りです。

 

ライブでは亀ちゃんはギターを下ろし、3人ともハンドマイクで歌うという最高にふざけたパーティチューンとなっています。亀ちゃんギター持たないから間奏(ギターソロ)は3人で踊ることに。振付はNachu先生にお願いしました! リアルサンクス!

 

ゆめ

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ナナナナナナナナーナナー、から始まるゆめの言葉遊び。私とまったく違う場所から感性持ってくるからいつも吸収してきたスポンジを目の前でぎゅーって絞って見せてくれるたびに目をパチクリしてしまう。

 

すごく初期の曲でポップだから亀ちゃんもギター置いて3人で踊っちゃったね、ライブで。

 

ラキラキオーブの下で踊るパーティガールになりたい! パー抜けサラッとできる小悪魔ちゃんに憧れるなー。

 

キーコ

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この曲は、唯一ライブでギターを置ける曲なので、いつもニコニコしてしまいますね。私がこの曲で感じたのは「ピーターパン」の世界です。この曲を聴くと、大人がいなくて、子どもたちだけで、楽しくパーティを開いているような世界をイメージしてしまいます。

 

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09. サカバノミニケーション

 

ゲームの戦闘音楽とか野球のチャンステーマ、飲み会のコールとか、ココでコノ曲がかかったらアレ!な曲がすごく好きで、飲み会のテーマソングを作りたいなと思って友達の誕生日会に作って持っていった曲。

 

その場でみんなに聴いてもらって大爆笑から大合唱して大騒ぎしたいい思い出。まさか音源化するとは。

 

全国の酒場で流してもらいたい! 店内でこの曲が流れたらハッピーアワーみたいなノリでさ、活気立つといいよね。

 

サカバノミニケーションの表記がカタカナなのはサカナクションリスペクトです。

 

ゆめ

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私たちは行きつけの居酒屋に3人で入ると「増える?」と聞かれ10人くらいの座敷に通される。この曲をゆめが持ってきたのもまさにその席で飲もうと約束した日だった。デモを聴くとキャッチーなメロディに日常を書いた歌詞。お酒が入ればその歌をもう歌っていた。

 

私は活休が近づいたリハでサカバの合いの手

 

> 財布緩めてこー

> カード切ってこー

> タクシー乗ってこー

> 無礼講!

 

て叫びながらなんか急にこみ上げてギャン泣きしたという恥ずかしい思い出があります。

 

なんか節約もいいけどさ、経済回してることに誇り持って生きなきゃなって。ベロンベロンになって家の床で目覚めて次の日お財布空でさ。私凹むより笑っちゃうんだよ。だから将来不安とかばっかりの世の中で「いつだって飲みたい」とか「回そうぜ経済」とかやばいエモいなってリアル3区最高だなって泣いちゃった。

 

ちなみに今飛行機の中なんだけどお酒飲んだら時間早く過ぎるかなあて理由をつけてビールを飲んでます。

 

キーコ

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リアル3区に加入してからというもの、すっかりお酒が大好きになってしまいましたね……。加入前までは「亀ちゃんが打ち上げが好きなイメージがない」と言われていただけにとても大きな変化です。それだけふたりに影響力があるのでしょう、笑。

 

ゆめちゃんとキーコちゃんから、お酒を通して、「人との繋がりの大切さ」を身に沁みて学んだ気がします。ふとした場面で表面的な「SNSの繋がり」や「あの人と仲良しアピールしておこう」みたいな人を見るたびに「心の厚さ」を知ってほしくなる。今まで、ぐしゃ人間と親友と家族以外にあまり他人に心を開いたことがなかった私が、「お酒を飲んで腹を割る」ことでいろんなことをさらけ出せるキッカケになったなあと思います。

 

ちなみに、昔はワイワイとしたお酒の場所が本当に苦手でした……。今は飲んでイヤなこと忘れよ。お酒を飲んでも忘れられないことは「音楽」で忘れよ。って思っています。

 

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リアル3区「だいたいかんちがい」

CD:

Amazon / TOWER / HMV / diskunion

Subscription:

Spotify / Apple Music / LINE MUSICAmazon Music Unlimited

 

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